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レヴュー(48) さくらシュトラッセ [レヴュー]

日本に住んでいる以上、望むべくもないのですが、最近、蒸し暑いですね……。
もはや梅雨と言っても、ドカッと降って上がることが多いですし
紫陽花が映える梅雨とか、もう過去のものですかそうですか。
そんなわけで、諦めて『さくらシュトラッセ』を。桜は日本の心やー?

ドイツから家出してきた魔女のマリーは、入国時の悶着で主人公・春美に大けがをさせてしまう。
魔法で応急処置はしたものの、継続的な治療が必要なため
主人公の実家、レストラン・かもめ亭に住み込みで働き始める。
こういう飲食店を舞台にした作品は、多いようでそこまで多くないのですが
この作品については、基本設定をかなり変換してはありますが
はっきり言って、同じく飲食店モノで以前紹介した『パティシエなにゃんこ』なんですよね。
まぁ、管理人がパティシエの大ファンでもあるので、その辺ニュートラルに判断できてないと思うので
この件はこれ以上は言いませんが、最後に裏に書いておきますので、気になる人はそちらを。
『もしも明日が晴れならば』に続く、ぱれっとのくすくす×NYAON作品の一つですが
前作のような、御大層なテーマの設定はやめ、無難なエロゲーとして構成されております。
また前作最大の問題、共通ルートの長さについては、特にコンパクトにまとめられており
3時間もあれば終わるぐらいになっていて、個別ルートとのバランスも良いと思います。
ただ、魔女のマリー・姉の優佳・幼馴染のかりん・使い魔で猫のルゥリィと四人ヒロインがいますが
この四人のテキスト量のバランスはあんまりよくないかもしれない。
明らかに優佳が短く、マリーとかりんが長いです。まぁ、マリーはメインなので多めで普通かな。
そのせいかは知りませんが、かりんだけ他のキャラのルートに入ると
出番がかなり減ってしまうのが何とも言えなかったり。
全体的に無難にできてはいるんですが、気になった点がいくつかあって
一つ目は、マリールートの後半、マリーの実家ドイツの片田舎が舞台になること。
こういう店とそれを取り巻く街に根付いたコミュニティを舞台にする場合
そこから出ないのが大前提だと思うんですよね。デートでちょっと離れるぐらいはいいですけど。
OPで『さくら通りでの恋の物語』とドイツ語で、書かれていますけど
メインヒロインがそっから外れてどうするんだとは思ってしまいますな。
次が、主人公・春美の継母・美咲への感情の決着が有耶無耶なこと。
まぁ、もう母親に恋する年じゃなくなったというならそれでもいいんですけど
プロローグでの描写を見ると、完全に吹っ切ってるようには見えないので
ルートに入るときに一言でも、なんかフォローあればよかったと思います。
ああ、ただ明確にライバル視までしている優佳のルートでは
美咲に打ち明けるのを、優佳自身がしなかったのは完全にダメだと思いますが。
それから、前作をやった人がにやりとできる演出は良かったですね。
駅前に、映画『もしも明日が晴れならば』の宣伝幕が下がってるとか
その映画をマリーと見に行ったり。でも、深くは言及せずに
やってない人への配慮もあって、ちょうどいい感じだと思います。
同じく映画にした『3LDK』の映画『Lost Passage』は
深く言及しすぎてやってない人への配慮が足りなかったですし。
あとそう言えば、シーンのエロさはかなり上がってると言っていいんじゃないかな?
尤も、泣きゲにそこまでエロさ求めちゃいませんが。

例によって、会話シーンを盛り上げる立ち絵はこだわっていて楽しいのですが
スキップが遅いのも相変わらずなのは、難点と言えば難点ですね。
BGVの使い方も、かなりいい感じ。メインでしゃべってる人の後ろで高笑いしてるとか
いろいろバリエーションがあって、楽しませてくれますが
バックで長台詞を普通にしゃべってるときがたまにあって、それはそれでいいんですけど
吹き出しつけて、セリフ表示して欲しいなーと思ったりはありますけど。

しかし、管理人の個人的な好みを言わせてもらえば、クラウディアルートが欲しかった。
正直なところ、姉で攻略キャラの優佳よりよっぽど『お姉ちゃん』してたと思うんですよね。
普段はちゃらんぽらんな賑やかし要員だけど、そういうキャラがお姉ちゃんするのは好き。
ヒロイン数4はやっぱり少ないと思うしね。管理人は+1ぐらいがベストかな?
あと最後にこれも好みの問題なんですが、店を舞台にする作品は
客ポジションのヒロインを用意すべきと思います。
客観的に店を見てもらうことで、ストーリーの深みが全然違うものになるとおもうんですけどねえ。
特に、つきものな経営の話とか、新メニュー開発なんかは客ヒロインとやった方がいいと思います。
どうしてもこういう話題を身内キャラとやると、内部完結で本当に客のためになってるのか
微妙だなーと思ったりすることもありますから。
飲食店は別に、客のニーズに合わせるのが悪いことじゃないですからね。


春の風に吹かれて舞い落ちていく、さくらの花びらがライスシャワーのよう……。



さくらシュトラッセ

さくらシュトラッセ

  • 出版社/メーカー: ぱれっと
  • メディア: DVD




左が『パティシエなにゃんこ』右が『さくらシュトラッセ』

舞台
ケーキ屋←→洋食屋

主人公が故郷に戻る理由
父親が倒れた←→母親が倒れた

家族構成
父・母(他界)・主人公・妹(実妹)←→父(他界)・母(継母)・姉(継母の連れ子)・主人公

父親との関係
母の死の件についてわだかまりアリ(でも、尊敬)←→尊敬、シェフとしての目標

店舗の人員配置
フロア3・厨房2←→フロア3・厨房2

魔法
役立たず←→ほぼ万能

猫になるキャラ
主人公←→ルゥリィ

主人公の作るものにベストマッチなものを用意するヒロイン
幼馴染・かなで(紅茶)←→姉・優佳(ワイン)

分かりやすいところだけでもこんな感じ。
他にも、ヒロインの要素を分解してみると、組み合わせこそいろいろ変えてますが
これもまた、おんなじような要素が並ぶんですよね……。
まぁ、パティシエもPC版は客ヒロインいないんで、そこは変わりませんが
ライバル店のヒロインはいる分、多少はパティシエの方が多様ですけども。


あとは、公式であらすじ見るといいと思います。

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